Our Curriculum
わたしたちの考える保育・教育
保育理念
「いきいき」
私たちは園にかかわる全ての人が共に
成長し自分を尊重して幸せになるように努めます。
- 私たちはこどもたちの興味関心が深まるよう
「意欲的で躍動感のある保育」の実現に努めます。 - 私たちは志を高く持ち「地域のこども
文化の発信拠点」となれるよう努めます。 - 私たちは豊かな子育て環境をつくれるように保護者・
地域社会と力を合わせて児童福祉に貢献していきます。
保育方針
こども中心
私たちは下記の事実に基づき、
こどもの育ちを中心に、意欲的に保育を実施します。
- こどもの成長・発達に寄与する人はすべて保育者である。
- こどもたちは健全に育つ力を持っている。
- こどもたちはすてきな学び手である。
- こどもたちは、未来を築く参加者の一員である。
- こどもたちは、好奇心・創造力・感動力において
大人の知らない世界を感じとっている。 - こどもたち一人一人の多様性を尊重することで、
豊かに創造性に満ちた社会を構築できる。
花の木保育園は正和行学グループとして理念を共有しています。
わたしたちの考える保育・教育
遊びを通して学ぶ(Play-Based)
子どもたちは、自ら学び、育つ力を持っています。 大人が、「大人が思う正解」を教えるのではなく、子ども自身が自分の体験の中から学び取ることで世界を獲得していきます。 私たちは、子どもたちの主体的な遊びを通じてその力や体験を引き出すことを大切にしています。 子どもたちが何かをやらされるのではなく、体験の中で「やりたい」という気持ちが生まれ、自然と主体的な学び手として育っていけるような、そんな環境を用意しています。
協働プロジェクト型探究保育
私たちがこども中心の保育をおこなう中で自然とたどり着いた「協働プロジェクト型探究保育」
子どもたちは自分が興味を持った事・物を探求していく、保育士はそのための環境を整えることを大切にしています。
オープン保育
クラスの概念にこだわらずに保育をしています。
0・1歳児クラスは32人を3グループに分けて過ごしています。
時には成長に合わせて、時には好きな遊びの種類に合わせてグループを分けています。
2歳児以降の子どもたちはコアタイムには年齢別に活動をしていますが、子ども自身が好きな場所、好きなテーマに応じて、過ごすことを大切に考えています。
食育をこえて
食べる力は生きる力といわれます。
食育は、単に食に関する知識、選択する力を習得し健全な食生活を実践することだけではありません。味覚、嗅覚などの五感。文化やアートとしての料理。そして何よりも食を通したコミュニケーションなどを軸にあらゆる事象とつながっていきます。食を通したコミュニケーションを「ものがたりメニュー」として給食スタッフたちがくみ取り、子どもたちと一緒にメニュー開発をします。食そのものが学びの契機になるような食育の在り方を模索しています。これらの興味や意欲は、生きよう・学ぼうとする力の源泉になります。
さらに、「エディブルスクールヤード(食育菜園)」を当園は持ち、食材などへのリアルなイメージが自然と身につくような日常環境があります。
また、これらの活動は自然と循環型社会への理解や関心につながり、次の世代に必要な概念理解への一歩となります。
ポートフォリオ、ドキュメンテーションの取り組み
子どもたちの関心やプロジェクトを起点に、活動はどんどん変化していきます。
その様子はポートフォリオ(子どもの学びの記録)やドキュメンテーションで自分と、保護者と、仲間と共有しています。共有から生まれる対話の中からさらにプロジェクトが発展していくのです。
園の生活
0・1歳児 | 2・3・4・5歳児 | ||
---|---|---|---|
7:00 | 順次登園 検温・視診 自由遊び | 7:00 | 順次登園 視診 自由遊び |
9:00 | おやつ 室内園庭自由遊び | 9:00 | おやつ(2歳児のみ) 室内園庭自由遊び |
10:00 | 離乳食・授乳 着替え 室内自由遊び園庭散策 | 10:00 | 室内園庭自由遊び プロジェクト活動 GT活動 |
11:30 | 給食 | 11:30 | 好きな時間に 好きな場所で給食 |
13:00 | おひるね 検温 | 13:00 | おひるね |
14:00 | 離乳食・授乳 | 15:00 | 自由遊び 好きな場所でおやつ |
15:00 | おやつ | ||
16:00 | 室内園庭自由遊び | 16:00 | 室内園庭自由遊び |
16:45 | 順次降園 | 16:45 | 順次降園 |
18:01 | 延長保育開始 | 18:01 | 延長保育開始 |
20:00 | 保育終了 | 20:00 | 保育終了 |
0・1歳児 | |
---|---|
7:00 | 順次登園 検温・視診 自由遊び |
9:00 | おやつ 室内園庭自由遊び |
10:00 | 離乳食・授乳 着替え 室内自由遊び園庭散策 |
11:30 | 給食 |
13:00 | おひるね 検温 |
14:00 | 離乳食・授乳 |
15:00 | おやつ |
16:00 | 室内園庭自由遊び |
16:45 | 順次降園 |
18:01 | 延長保育開始 |
20:00 | 保育終了 |
2・3・4・5歳児 | |
7:00 | 順次登園 視診 自由遊び |
9:00 | おやつ(2歳児のみ) 室内園庭自由遊び |
10:00 | 室内園庭自由遊び プロジェクト活動 GT活動 |
11:30 | 好きな時間に 好きな場所で給食 |
13:00 | おひるね |
15:00 | 自由遊び 好きな場所でおやつ |
16:00 | 室内園庭自由遊び |
16:45 | 順次降園 |
18:01 | 延長保育開始 |
20:00 | 保育終了 |
ゲストティーチャーの紹介
「開かれたカリキュラム」を実現するために、ゲストティーチャー(GT)を地域や関係のある方たちの中からお願いしています。
GTの皆さんには、通常の講師のように「教え込む」のではなく、子どもたちの「関心を広げる」ために保育の先生とは違った目線で子どもたちと接しながら取り組みを進めてもらっています。
また、子どもたちの関心やプロジェクトを起点に、活動はどんどん変化していきます。
一年かけて、子どもたちそれぞれが、どんな取り組みを組み立てるかはポートフォリオ(子どもの学びの記録)をお楽しみに!
日本舞踊
3歳~5歳児(月2回)
講師:花柳 和あやき先生
茶道
5歳児(月1回)
講師:玉川遠州流 齋藤森瑠先生(齋藤 るみ)
おとの時間
2・3歳児(月1回)4・5歳児(年3回)
講師:時間芸術クリエイターTOPA先生(橋本 知久)
ARTの時間
4・5歳児(月1回)
講師:有田 昌史先生
こころねの時間
4・5歳児(月1回程度)
講師:扇谷 一穂先生
年間行事
受け継がれてきた日本文化を大切に、季節の行事本来の意味を子どもたちに伝えています。
そのほかに、年に3回親子で楽しむフェスティバルを行っています。
夏のフェスティバル
毎年一つのテーマを持って子どもたちと探求していきます。
今までのテーマは「布~植物~」「みず」「やさい」など
子どもたち自身がどのように自分の気になることを調べていけばいいのが、その術や楽しさを知っていきます。当日は探求した成果を保護者の方にも味わってもらうために子どもたちが保護者の皆様を招待します。0・1・2歳児はオンラインにて子どもたちの様子を共有します。
秋のフェスティバル
体を使って遊ぶことの多い秋、花の木の園庭の遊びを保護者の皆様と共有する一日です。
毎日遊ぶ園庭は、まさに子どもたちが作り上げていきます。
探求することの術を知った子どもたちがまた一歩工夫をしている様子を垣間見ることが出来ます。
園庭にあるピザ釜で親子一緒にピザを焼きながら、園内では様々なワークショップも行います。
雪のフェスティバル
一年を通じて子どもたちが探求してきた物語を保護者と共有する一日です。
共有する場所も、そのやり方も子どもたち同士で考えます。
知らななかった事を知った喜び、失敗をして学んだこと、いろいろな経験が自信へとつながる一年のまとめ、そしてさらに先へつながる一日になります。